プログラミング学習でやってはいけない勉強法4選!

エンジニア兼新人教育担当として、
大体250人くらいの未経験の方にプログラミングを教えてきました。

そこで、挫折してしまう人が共通して持っている特徴があることに気づいたので、
これからプログラミングを勉強していく方に、これ当てはまったら挫折しちゃうよ

という内容を紹介していきます!

じゃあ、どうしたらいいの?という方法も書いていきます!

文法を暗記しようとする

まずこれ、ほとんど意味ないです。

というとちょっと言い過ぎかもしれないですが、

ちゃんと理由があります。

暗記が必要ない理由

調べたら全部ネットで出てくるから

よし、1時間かけて覚えたぞ!

という人と、

別に覚えてなかったけど、調べたら10秒で答え出た

ほどんと同じです。

調べたらすぐわかることなので、暗記している必要がそもそも無いですよね。

もちろん、頭に入っていた方が開発のスピードは格段に上がります。

サッと頭で処理を考えて、それをそのままコードに書き起こすことが出来るからです。

でもそれは、
何度もやっているうちにいつの間にか勝手に覚えるので大丈夫です。

参考書を何度も読み返す

これもよく陥りやすい沼です!

参考書を読む → わからない → 参考書を読む → わからない

これを永遠に繰り返します。

いわゆる無限ループです。笑

よく言われることですが、プログラミングが一番上達する方法は、

実際に何か作ること

結局これが一番効果あります。

とはいえ、これが実践できない理由には

  • そもそも何を作ったらいいのかわからない
  • 基礎が身に付いていない状態で、作れないじゃないか?
  • 最初に何から始めたらいいかわからない

などがあると思います。

そこでおすすめなのは、「Todo管理アプリ」を作ってみることです。

Todo管理アプリがおすすめな理由

  • Create:新規作成
  • Read:読み取り、一覧表示
  • Update:更新
  • Delete:削除

Todoアプリには、この4つの機能を簡単なコードで学ぶことができます。

頭文字をとってCRUD(クラッド)と表現されますが、

  • この4つの機能は大体どんなアプリにもある
  • 非常にシンプルな仕組みで作ることができる
  • Todoアプリをベースに色々なアプリに応用できる
  • 「Todoアプリ 作り方」で検索すると何パターンも例が出てくる

これらの理由から、

とりあえず最初に作ってみるアプリとしては「Todoアプリ」が最適です。

ちなみに、Todoアプリはこちらの記事で作り方を解説しています

完璧主義な人

しっかり理解してから進みたい!

という方も多いのではないでしょうか?

プログラミング習得においてこれは禁物です。

完璧主義が禁物な理由

  • プログラミングを100%理解することはほぼできない
  • そもそも100%理解する必要はない

「ほぼできない」「やる必要ない」とか言われたらもうやらないですよね。笑

プログラミングは常に新しい技術が生まれています。

さらに、

  • なぜ?と言われてもそういうルールだから
  • ちゃんと原理があったとしても、知っていたところでコードが書けるようになるわけではない知識

という部分が結構あります。

自転車に乗れるようにするために、

自転車が動く仕組みとは….

とか考える必要ないですよね。

普通とりあえず早く乗って練習します。

それと同じです。

エラーを恐れすぎている

確かにエラーが出ると残念な気持ちになりますよね。

できるだけエラーは出したくないものですが、

最初のうちはエラーをバンバン出した方が良いと思います!

エラーを出した方が良い理由

  • 結局よく出るエラーは毎回同じなので、エラーのパターンを知っておくと無敵
  • 一度見たことあるエラーは2回目は簡単に対処できる
  • エラーメッセージは問題解決のための答えを教えてくれるもの

それに実際の現場では、まさに「エラーの修正」というのが作業内容として普通にあります。

そんな時に、エラーのパターンに熟知している人であれば見ただけで、

「あぁ。これか」

一瞬でわかります。

逆に始めてエラーを見た人は、

「え、何コレ…

となります。

しかし、エラーメッセージは具体的に、

何のファイルの何行目にどのような問題があるのか

というほぼ答えを教えてくれている親切なものです。

エラーは出そうと思っても、その条件が完璧に整わないと発生しません。

そのためエラーが出たら、

よしっ、また新しい知識が増えるぞ

という気持ちで向き合っていた方が良いですね!

おすすめな勉強法

動画で学習

本、動画、ネット、講義形式の授業など…

勉強ツールはいろいろありますが、個人的におすすめなのは動画です。

何かを勉強するとなった時に、パッと思いつくのは参考書での勉強

ではないでしょうか。

参考書メリットデメリット

メリット正しい内容が最初から最後までしっかり書いてある

デメリット:読むの大変

本で勉強する最大のメリットは、内容が正確であるということです。

出版社を通して売られているくらいなので、基本的には内容は間違いないと思っていただいて大丈夫です。

しかし、

「読むの大変」

いろいろ理由はありますが、なんだかんだで結局コレですよね。

しかもメリットに挙げていますが、参考書は「情報が1から10まで全部載っている」ので

そこまで知らなくて良い。という内容も含まれています。

動画メリットデメリット

メリット最新の情報が、無料で、数多く、楽に、わかりやすく学べる

デメリット:内容の正確さは保証されていない

最近の動画(YouTube)はクオリティがかなり高く、とにかくわかりやすいです。

しかも無料です。

  • 動画の再生時間を見たら大体どのくらいで習得できるのかもわかります。
  • 自分に合わないと思ったら別の動画を観れば良いし、
  • コメント欄の評価が高い動画はわかりやすい可能性が高いと判断できます。

しかし、その内容が本当に正しいかどうかは保証されていません。

だからこそ、次のような事もできたらやった方が良いですね。

  • 同じ内容の動画を複数観てみる
  • 本やネットで同じことを言っているか確認してみる
  • 自分で実際に動かして試してみる

ここまでやれば、だいぶ理解は深まります。

それでもわからなければ、一旦飛ばしてしまって大丈夫です。

最初の理解度は60%くらいでOK

むしろ60%も理解できたら良い方だと思います。

結局本当に理解できるようになるのは、

実際に何かを作っているときになります。

だからこそ、少しでも書けるようになったらすぐに

Todoアプリなどを作ってみることを強くお勧めします。

まとめ

  • 基本的に「暗記」はしなくて良い
  • 参考書を何度も読み返す復習はやめた方が良い
  • 少しでも書けるようになったら、まずはTodoアプリを作ってみる
  • 最初の理解度は60%くらいで良い
  • 動画(Youtube)で勉強するのはおすすめ

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