杖道の魅力とは?オススメする5つの理由!

実は私、武道未経験で大学生から杖道を初めて三段を取得しています。

杖道を初めて3ヶ月後の東京の大会で準優勝した事もあります!

そんな武道初心者の私が、杖道をやっていて良かった事などを紹介してみます!

杖道ってどんな武道?

という場合は、この方が動画でめちゃくちゃわかりやすく解説してくれています!

メリット1:武道未経験でも結果を残せる

「武道」というと、

空手とか剣道みたいに小学生の時からやっている人の方が有利でしょ

と、思いがちですが杖道の場合少し違います。

未経験でも大丈夫な理由
  • 比較的知名度が低いため、ほぼ全員が未経験
  • 剣道とは刀の扱いが違うため、逆に未経験の方が有利な部分もある
  • 体力や筋力は関係なく「老若男女」誰でもできる

杖道は大学生のサークルや部活動で始める、武道未経験の方がほとんどですよ。

メリット2:本物の刀の扱い方を習得できる

剣道と杖道の「斬り方」の違い
  • 剣道:竹刀を使うので、「斬る」のではなく打つイメージ
  • 杖道:木刀を使うので、「日本刀」のように斬るイメージ

実は、竹刀の振り方で日本刀を使用しても斬ることはできないらしいです。

一方、杖道は日本刀の動きを想定しているので、本物の刀の斬り方を学ことができます。

剣道経験者は、杖道に有利かと思いきや、

竹刀を振る時の癖が抜けず、逆に苦労することもあるみたいです。

杖道で使用する木刀は「白樫」です。

同じ白樫の木刀でも種類が色々ありますが、購入するなら安い輸入品よりは、

国産の上質な木刀がおすすめかと思います。

この木刀のおすすめポイント!
  • 剣道、打ち合い、素振りに使える万能型!
  • 宮城県の伝統工芸士の工房で作られた、正真正銘の高品質な木刀
  • 星4.2の評価!

ちなみに、この白樫と言うのが超優秀な素材なのですが、それについてはこちらの記事で▼

メリット3:総額3万円ほどで道具一式が揃う

杖道に必要な道具
  • 木刀
  • 剣道着(防具は無し)
  • 木刀と杖を持ち運ぶ入れ物

これ全部で3万円くらいです。

実は、道着は「剣道着」と同じです。

剣道の防具がないバージョンで行います。

それから、防具が必要無いので仮に辞めたとしても邪魔にならないというメリットがあります。笑

メリット4:年齢関係なく続けられる

杖道は、剣道や空手のように激しく動くことはほとんどありません。

しかし、弓道や居合よりは動きます。

まぁ、程よく運動できるというイメージですね。

「戦い」ではないため、体力や筋力は要求されないため、老若男女誰でもできます。

長く続けることができるため、知れば知るほど奥が深い武道だなと実感できるのも魅力ですね。

また、杖道は大きく肩を回す動作が多いため、とにかく肩の良い運動になります。

「型武道」なので、当たり前ですが型を覚える必要があります。

覚えながら、体を動かして、相手と合わせることを意識する…と、なかなか頭も使いますね。

脳トレにもなるよ、と師範から言われたこともあります。笑

メリット5:どこでも自主練習ができる

杖道は「型武道」なので、二人一組で決まった動きを行います。

そのため、杖一本(または木刀一振り)あればどこでも練習ができます。

(杖が無ければ、128cmほど適当な棒でもOKです)

杖道って実践で使えるの?

(あまり武道を実践で使うことは想定しない方が良い、というのを大前提で話していきます)

警察官が交番の前で立っている時に持っている棒ありますよね。

あれは「警杖」というもので杖道の「杖」とは別物ですが、どうやら神道夢想流杖術が基になっているようです。

どうして、もっと戦闘力の高い「木刀」ではなく杖を使っているのでしょうか?

それは、
警察官は敵を倒すよりも「制圧する」ことが目的だからです!

仮に自分が危ない目に遭ったときに、木刀を使って相手に大怪我を負わせてしまうリスクを考えると、杖道の技を使って安全に「制圧」した方が絶対に良いですよね。

結論

相手を安全に「制圧できる」という点で見れば、

警察官も常に携帯している杖は結構実践的かと思います。

杖道には、

突けば槍、払えば薙刀、打てば太刀

という理念があります。

たかが棒ですが、「ただの棒」だからこそ、攻めも守りも可能な変幻自在な動きが可能なのですね。

杖って最初は結構扱い難しいんですよね…。

だからこそ、杖の能力を最大限に引き出すことができるのは、杖道経験者だけだと思いますよ!

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