未経験でもエンジニアになれるのか?
結論から言います。
なれます!
日本のエンジニアは新卒の場合、
ほとんどが未経験でも採用されています。
一見、エンジニアは
大学とか専門学校で学んだ経験者がなるもの
というようなイメージがありますが、実際は未経験の方が多いくらいです。
やっぱり経験者とは差が出るの?
最初は差が出ます。
経験者にとって、一番最初に学ぶ文法のところは、
I have a pen.
くらいの感覚です。
少しでも知っている人(経験者)にとっては、やっぱり最初は結構簡単です。
逆に初めて学ぶ人(初学者)にとっては、なかなか難易度が高いです。
初めはすごく難しく感じるし、特に
大学とかでIT系やっていた人には勝てないですよ…
と、思いませんか?
これ実はそうでもないんですよ。
例えば、大学などであれば、自分の出身学部で考えてみてください。
(ちなみに、私は経済学部でした)
自分の出身学部の話について、他の学部の人に「圧倒的な差」で勝てる自信がありますか?
おそらく多くの方は、
いや、まぁ、多少有利かもしれないけど、別にそんなに自信はないかなぁ…
となるのではないでしょうか?
それと同じです!(もちろん、しっかり学んで知識がある人がいるのも事実です)
なので、
- どうせ経験者には勝てない
- 今からやっても追いつけない
- 理系じゃないし…
と、思う必要は全くありません!実際半分くらい文系ですよ。笑
未経験で転職の場合は、30歳という年齢に壁がある
最近は、転職をしてエンジニアになる方が増えてきています。
一般的に、30歳という年齢を超えると、エンジニアの転職は急に難易度が上がってきます。
新卒や20代はまだ、
- 入社してから育ってくれたら良い
- どのくらい成長する見込みがあるか?
が、見られる傾向にあります。
しかし、30代になってくると、それはほとんど求められません。
なんでも開発できる即戦力、は流石に必要ないですが、
基本的には一人で動くことのできる人が必須条件になります。
そのためには、必然的に20代の未経験よりコーディング技術は求められますよね。
30代の未経験エンジニアに求められること
- コーディング技術
- 自走力
- 前職等で活かせるもの
これらを押さえておけば、30代でも面接自体は突破できると思います。
あとは、入社してからどれだけ吸収できるかになるので、自分次第ではあります。
現場に入った後も、
なんでも教えてください!
というスタンスでは厳しいということですね。
20代の未経験エンジニアに求められること
- コミュニケーション能力
- 検索力
- 質問力
これらになります。
具体的には、こちらの記事で書いてあります↓
新人エンジニアに求められる意外な3つのスキル研修内容は?実は独学と変わらない理由について
IT企業のプログラミング研修というと、こんなイメージないですか?
- 現役のエンジニアが直接教えてくれる
- 現場で使える実践的なテクニックを教えてくれる
- 知識0からでも安心
意外かもしれませんが、「内容」自体は独学でやる場合と何も変わらないですよ。
- ループ
- if文
- 配列
- クラスとインスタンス
これらの文法は、
- 本やネットで勉強する時
- スクールで教えてもらう時
- IT企業の研修で学ぶ時
これ、全部中身同じですよね。
逆に内容違ったらおかしいですよね。笑
繰り返しになりますが、結論です。
IT企業のプログラミング研修は、独学で学ぶ場合と内容は同じ
研修期間はどれくらいあるの?
プログラミングの研修期間はどこも3ヶ月くらいです。
見方を変えると、
やろうと思えば3ヶ月でプログラミングの基礎は習得できる。
ということですよね。
<私の実例>
私が新卒で入った会社では、
他のマナー研修など、他の研修も含めて3ヶ月でした。
Javaの研修は2週間でしたね。
HTMLの研修なんて2時間ですよ!?笑
午前中に基礎を全部やって、
「はい、じゃあ午後は何か好きなHPを作ってみましょう。」
って、正気ですか!
書いてて自分で笑っちゃいましたよ。2時間って…
2時間でHTML習得はなかなか厳しいですが、一般的に
完全未経験の方が1日2時間くらい勉強し続けたとしたら、半年あれば十分エンジニアになる力は付きます。
- 個人的にちょっとプログラミングやってみたいな
- 何か作ってみたいな
くらいであれば、1ヶ月以内にはある程度できるようになりますよ。
まずは、始めてみることですね。
環境構築とかやってみると意外とすんなり進みますよ。
プログラミング学習で大事なことは?
最初のうちは、「毎日」学習を続ける。
まぁ、やっぱりこれですよね。
少しの時間でもとにかく毎日勉強することです。
日にちを空けてしまうと、
前に勉強していた場所を忘れてしまって、ちょっと戻ってやり直して…
というのを永遠に繰り返しがちになります。
まさに無限ループです。
「一つずつ細かいところまで、しっかり理解して進みたい!」
という人より、
「うーん、まぁこんなもんかな。大体わかったから次に行こう」
という人の方が、上手くいきます。
プロ組ラングの知識は、日々新しい技術が生まれています。
毎回それを全て完璧に理解しようとしていたらキリがないです。
例えば、大学受験とかだと暗記が必要だったり、しっかり理解しておく必要がありますよね。
でも、エンジニアの場合は暗記はほとんど必要ありません。
だって調べたら答え出てきますからね👍
受験中、突然パソコンを開いてGoogleで検索!
とかやってたら追放されてしまいますが、
エンジニアの現場は調べることが当たり前です。
調べたらすぐ答えが出てくるようなところに時間を使うのではなく、
どうやったら作れるのかを考える方に時間を使ったほうが絶対に良いです。
なので、ずっと文法を勉強して時間をかけるよりも一通り勉強したら、
とりあえずまず何か作ってみる
結局これが一番身についきます。
とはいえ、
じゃあ何作ったらいいの?
となりますよね。
ちょっと宣伝ですが、私のブログでは、
で、タスク管理アプリを作ったり、とかHTMLでHPの作り方などを解説しているので、見てみてください。^_^
エラーが出たらチャンスと思おう!
最初のうちは、エラーが出ると、
ああ・・上手くいかなかった⤵︎
と、落ち込んでしまいがちですが、エラーメッセージは、
- どんな間違いをしていて
- 具体的に何行目がおかしくて
- どうしたら良いのか
を教えてくれるとても親切なものです。
プログラミング学習では、自力でエラーを解決した時がものすごく成長します。
そのためには、とにかく調べまくって色々試してみることが重要です。
わからないことがあると、すぐ知っている人に聞いてしまうのは勿体ないことかなとも思います。
まとめ
- 実際は、ほとんどが未経験
- 経験者は最初は有利だが、研修終了後にはみんな同じくらいの実力になっている
- IT企業のプログラミング研修は3ヶ月くらい
- 研修内容は独学で勉強するの変わらない
- 少しの時間でも毎日継続して勉強することが大事
- エラーは成長のチャンス
- とにかく、検索して調べまくろう!