圧倒的に大事なのは「コミュニケーション能力、検索力、質問力」
見出しに結論を書きましが、圧倒的に大事になる能力はこの3つです。
- コミュニケーション能力
- 検索力
- 質問力
え、コーディング技術は…?
と思った方、大丈夫です。
今回あえてそれを入れなかった理由も含めて具体的に見ていきます。
必要なスキルと、
具体的にどうしたら良いのかといったところも
書いていきます!
コミュニケーション能力って、具体的にどんな?
新人エンジニアにとって必要なコミュニケーション能力は、
「わからないことをわからないと言える能力」です。
え、そんなこと?
と思うかもしれませんが、これが出来ない人が非常に多いのが現実です。
じゃあ、わからないことがあったら聞いてくださいね。
はい、わかりました!
(3時間後...)
今どの辺りまで進んでますか?
いやー…ここが全然わからなくて。今聞いていいですか?
え、なぜ今まで黙っていた…
これが何度も続いてしまうと、SESだと最悪の場合、契約を切られることがあります。
具体的にどうしたら良いのか?
「目的、現状、質問」の3点を伝えればOK!
質問するときは、この3点を明確するだけです。これ、マジです。
- 目的:自分が何をしたくて
- 現状:どのようにうまくいっていなくて
- 質問:何がわからないのか
具体的に例を見てみましょう。
よく多い質問の仕方が、こんな感じです↓
- これを作りたいのですが、上手くいかないです。どこが間違っていますか?
- こんなエラーが出てます。色々調べたのですが、分かりませんでした。どうしたら良いでしょうか?
これだと、その人が
どこまで理解していて、何を調べたのか、何が知りたくて、何をしたいのか
全く分かりません。
そこで、このように質問の仕方を変えてみましょう↓
- 「画面を切り替えたい」のですが、〇〇と言うエラーが出てしまいました。
エラーの内容は△△らしくて、確認しましたが間違ってはいないように見えます…。
この場合、実は他に原因があるのでしょうか?
目的:画面を切り替えたい
現状:〇〇と言うエラーが出ている。エラーの内容、意味はわかる
質問:なぜ〇〇と言うエラーが出たのか、原因がわからない
こうすると、質問に答える側も、何を答えたら良いのか分かりやすいので、すんなり教えてくれます。
まとめ1
質問は、「目的、現状、質問」3点を気をつければ大体うまくいく。
- 目的:何がしたくて(正しい結果は何か)
- 現状:どのように上手くいっていなくて(エラー内容など)
- 質問:何がわからないのか(答えてほしいこと)
検索力ってそんな大事?どうやって?
検索力はエンジニアにとって超超超超重要スキルです。
もう、エンジニアでなくとも現代人にとっても超スーパー重要スキルだと思います。
だって世の中の大体のことは、ネット上に答えがあるんですよ!?
現役のベテランエンジニアでもわからないことや
プログラミングの文法をド忘れしてしまうこともあります。
そんな時、彼らはサッとネットで調べてすぐに解決します。
優秀なエンジニアほど検索して答えを見つけるスピードが恐ろしく速いです。
検索のコツ3選!
とにかくわからないことが出てきたら、すぐに調べる癖をつける。
まずはこれです。というか、ほとんどこれで解決します笑
といっても、
どうやって検索したらいいのかわからない
という場合のために、検索のコツを2つ紹介しておきます!
キーワードは重要なワードから順番に入れて、小文字のスペースで区切る
例えば、
「ナスビが入ったカレーの作り方」
と調べるより
「カレー ナスビ入り 作り方」
とするのをお勧めします。
「ナスビ」よりも「カレー」の方が重要なキーワードですよね。
あとは、「〜が」「〜の」と言う、助詞は無い方が良いです。
英語で検索
いくら調べても同じようなことしか出てこない。
と言う場合は、英語で検索してみてください。
日本語で検索した場合:検索結果 109,000件
英語で検索した場合:検索結果 24,200,000件
検索結果に、200倍近くの差が出ます。
ヒットする件数が圧倒的に多いので、英語で検索するのもおすすめです。
話し言葉でそのまま検索するのも一つの手段
検索ワードに何を入れたら良いか全く思いつかない。
と言うこともあると思います。
そんな時は最終手段で、話し言葉でそのまま検索してみてください。
最初の例の「ナスビが入ったカレーの作り方」みたいな感じです。
なんて調べたら良いかわからなくて、結局調べない。
というよりは、
どんなワードでも一旦とりあえず調べるという行動を起こす方が遥かに重要です。
そして、多分答えは出てきます。
まとめ2
- とにかくすぐ調べる癖をつける
- 検索ワードは、大事な項目から順番にスペースで単語ごとに区切る
- 英語で検索すると桁違いの検索数がヒットする
- 最終手段は話言葉で検索
どうやって質問すれば良いか?
別の記事でも書きましたが基本的にエンジニアの現場は、
担当箇所を完全に誰にも頼らず一人で作り切れることはほとんどありません。
- 仕様が曖昧な場合は、確認する必要がある
- チーム内で認識を合わせる必要がある
- 自力で解決するより、知っている人に聞いた方が早い
このように質問は、自分が「わからない」時だけするものではないことも多いです。
そのため、チーム開発の現場で動くためには、
コニュニケーションを取りながら適切な質問の仕方をすることがものすごく重要となります。
具体的にどうしたら良いのか?
「質問」といっても何でもかんでも質問すれば良いというわけではありません。
まず、
分からない→聞く
ではなく
分からない→調べる→聞く
とするだけで、だいぶ良くなります。
調べる工程を一つ挟むだけで全然印象が違います。
わからないから教えてください!
と伝わってしまう質問の仕方は、できるだけやめた方が良いです。
「いや自分で考えて…」
「自分で調べて…」
と思われて終わりです。
どうしてもわからなくて質問したい時は、
「このように対処しようとしているのですが、この方法で大丈夫ですか?」
「調べてみたら、このように出てきたのですが、これであってますか?」
というように
「わかりません、教えてください」ではなく、「確認させてください」
という感じで聞けると印象が良くなります。
まとめ
- チーム内で報告・連絡・共有する
- わからないことは質問する前にまず検索!
- 「やり方全部教えてください」ではなく「合っているか確認させてください」という感じで質問すると⭕️
- 正しい質問は迷惑なことではない!
- 新人エンジニアはコーディング技術よりこれらの力の方が求められている場合が多い
これらのことは、
エンジニアに限ったことではないことでもあると思うので、参考にしてみてください^_^