エンジニアというと、炎上して大変というイメージがありますよね。
実際に炎上案件に当たると、イメージ通りヤバいことになります。
では逆に、
- 楽な時はどのくらい楽なのか?
- どのような時に楽になるのか?
- なぜ楽になるのか?
これらについて実体験を紹介します!
新規案件に参画した場合
新規案件に参画すると「最初は」結構暇な時間が多くなる事があります。
なぜかというと、最初は、
どのような案件なのか把握するという作業が必要になるからです。
- ドキュメント確認
- コードの確認
- 会議や定例への参加
- フォルダへのアクセス権の申請
ドキュメント確認
まずは案件概要を把握する必要があるので、
チームで管理しているフォルダにある資料等に目を通しておく作業になります。
と言っても、それは「引き継ぎ用」に作られたわかりやすい資料ではなく、
「今まさに案件で使っている何かしらの資料」なので、
それだけ読んでもよくわからないという事は普通にあります。
コード確認
実際のプログラムコードを確認する事もあります。
大体、開発環境が整っていない事が多いので、
実行して動作を確認してみる
という事ができない場合が多いです。
そうなると、コードを読んで処理を想像するしか無いです。
さらに他の人が書いたコードを見て、内容を把握する作業なので、ある程度時間はかかります。
ここでのコード確認は、
完璧に理解するというよりは、一応コードでも確認しておいてね
っていうくらいの感覚です。
会議や定例への参加
会議への参加も案件概要を把握する手段の一つです。
最初は、みんなが何を言っているのかほとんどわかりません。
ああ、こんな感じか
というのをなんとなく掴むのが目的です。
会議に参加はしますが、最初はもちろん何も話すことは無いので、
基本的にはただ聞いているだけです。
とはいえ、貴重な情報収集の場です。
アクセス権の申請
通常は、案件に必要のあるフォルダ以外アクセスできないようになっています。
そのため、アクセスできるように申請をするのですが、この申請に結構時間がかかることがあります。
場合によっては、1週間前後くらいかかります。
アクセス権が付与されるまでは、フォルダの中身を見ることができないので、
- ひたすら待つ
- 必要なファイルは個別に送ってもらう
このどちらかで対応します。
フォルダへのアクセス権が付与されていないと、仕方がないので
待ち。
という状況になります。
こればっかりはしょうがないですね。
新規案件に参加することになると、大体これらの理由で
最初はやる事がない。
という時間が多くなります。
案件概要を把握できていないのに、作業を振ることはできないですからね。
まぁ、つまりは「案件概要の把握」がやる事になるのでしょうか。
楽な時はどのくらい楽なのか?
マジで一日中特に何も無い。
という事もあります。
「そのくらい楽」ではなく、本当に一日何も起きません。
注意しておきたいのは、これは上で紹介した次のような状況が重なった時です。
- 新規案件に参画したばかり(初日とか)
- フォルダ等のアクセス権が付与されていない
- 案件の概要を把握していない(対応できるタスクが無い)
実はほとんどの理由は、
アクセス権が付与されていない
というのが大きいです。
案件の概要把握したくてもフォルダにアクセスできなかったら、そもそも確認できませんからね。
エンジニアは臨時タスクを振りにくい
エンジニアのタスクは、
タスクが無いからといって、臨時でその瞬間だけ開発や修正などの作業を行う。
ということは結構やりにくい場合が多いです。
10%くらい作っておきました!後お願いしまーす。
これだと不具合が起きた時に、
作った人がもういない。誰も責任が取れない。
という事が起きます。
そういう事態を避けるためにも、
当日来たばかりの人や、いつ居なくなるかわからない人には臨時タスクも頼み辛い。
という理由もあります。
また、単純に、
タスクはあるけど、説明する方が時間がかかる。
という場合もあり、結果、誰もタスクを振らない。ということが起きます。
こうなると、1日どころか、1週間近く何もやる事が無いなんて事も実際にありました。
まぁ、なんか勉強できる事があったら、自己学習でも良いからやっておいてよ。
ごめんけど、環境が整うまでちょっと待っててね。
と言われましたが、
これ給料もらっていていいのか…?
と、さすがにその時は罪悪感を覚えました。笑