「3」といえば、この色!
みたいに、数字に対して色のイメージがあったりしませんか?
ちなみに私は、こんな風に色のイメージがあります。
- 2 → 黄色
- 6 → 灰色
- 9 → 紫
- 13 → 乾燥している感じ(色じゃない…)
共感覚とは?
「共感覚」とは、文字・数字・音に対して、色や味といった全く別の器官の感覚も同時に感じる知覚現象です。
共感覚者の感じ方は人それぞれです。
例えば私と同じように「2」に対して黄色のイメージがある人もいれば、
「2」に赤のイメージを持っている人もいます。
※本当に「2」が黄色に見えているのではなく、黄色のイメージがあるだけです。
「2」といえば黄色だよね。
みたいな感じです。
共感覚を持っている人は、昔は10万人に1人と言われていたようですが、
最新の研究では23人に1人居るとされているようです。(結構いますね。)
なんとなく数字に色のイメージがあるのは、物心ついた時からずっとそうだったので、特に気にしていませんでした。
言われて見れば自分もだ!
という方もいるのではないでしょうか?
隠れ共感覚者かもしれませんね。
こちらの本では、10人以上の共感覚者の実例が書かれていて、色々なパターンを知ることができます。
共感覚のメリット
共感覚者は、数字や文字と色を結び付けられるので、暗記するときに役立ちます。
例えば、最近とある資格の試験勉強で、こんなのを暗記しました。(UiPathというITの試験です)
- ベーシックレコーディングで生成した場合は、完全セレクターとなる
- デスクトップレコーディングで生成した場合は、部分セレクターとなる
いきなり何の話だ?と思われるかもしれませんが、細かい内容は置いて置きます。
とりあえずこれを暗記しようとしたときに、私には、
「ベーシックレコーディング」という単語には「オレンジ色」のイメージ。
「デスクトップレコーディング」には「灰色」のイメージがありました。
そこで
↓
「完全セレクター」とオレンジを結びつける。
「部分セレクター」と灰色を結びつける。
このように、
文章ではなく、色を手がかりに覚えることで思い出しやすくなる。
というメリットがあります。
しかし私の場合は、全ての数字や単語に対して色が見えるわけではないので、そんなに頻繁には使えないですが…
共感覚について動画で詳しく
こちら、臨床心理士の方が、めっちゃ分かりやすく解説してくれています。
こちらは、日本心理学会からの動画です。
より詳細に解説されています。