エンジニアのリリース作業って何が大変なの?

エンジニアのリリース時期=残業

方程式の完成です。笑

リリースという言葉を聞くと、残業がセットでついてくるくらい大変というイメージがありますが、実際何がそんなに大変で、その時チームはどんな様子なのかという事について紹介してみます!

そもそも何が大変なの?

リリース時期は、残業になる。

と言いますが、なぜでしょう?

やることが多いからというのも

そうなのですが、気になるのは一体何をやっているのかですよね。

え、テスト環境で作ったソースコードを

そのまま本番環境にアップロードすれば良いだけじゃないの?

実は他にもやることが結構あります。

というか、めっちゃあります。。

もちろん、そもそも開発が終わっていない。

みたいな理由もありますが、、

納品する書類の準備、内部で管理するドキュメントの管理

これに時間がとられる事が結構あります。

あたりまえですが、これらの書類も

完璧

にする必要があります。

何が難しいかというと、

最初に決めた通りの結果になっているか?

が重要です。

エンジニアの現場では、何をするにもまず「設計書」とか「計画書」を作ります。

  1. 設計書、計画書を作成
  2. 設計書、計画書をレビューしてもらう
  3. 設計書、計画書通りに進める

この③の「その通りに作業を進める」という点が重要です。

やってみてわかったけど、ちょっとだけ設計書通りじゃないな。

まぁでもほとんど同じだし、良いか!

ダメです!(笑)

ちょっと例を出してみます↓

例えば、、

登録ボタンを押したら保存される
というのをテストで確かめたい場合です。

実際に登録ボタンを押してみると、「はい、いいえ」を選択するポップアップが出て、
「はい」を押したら登録される。のであれば、

登録ボタンを押したら保存される
という動きにはならないですよね。

正しくは、
登録ボタンを押したら、ポップアップが表示され、「はい」を選択すると保存される
となります。

そのくらいいいじゃん

って思いたくなりますが、ダメなんです。。
それくらい、最初の設計は大事という事ですね。

リリースはとにかく「完璧な状態」で行います。

  • バグは完璧に0
  • エビデンスは完璧に揃っている
  • 最初に決めた設計書と完璧に同じ結果になっている事

よく考えたら当たり前のことですが、これがなかなか大変なんですよ…。

やってみて初めてわかる事実とかもありますからね。

テストに入った段階で、

って事はこのパターンもあるじゃん

え、という事はその影響範囲って全部じゃん…

オワッタ(笑)

こうなると、その度にリーダーとかに確認が必要になります。

在宅なのでチャットとかで確認するとかになると、

全然返信来ねぇ!!

とか余裕であります。

もしその確認先がお客様先とかだと悲劇です。

急いでメール作成して、状況説明して、返信待って、、

いやもっと返信来ねぇ!!!

進めねぇよ!

こんな感じで、不測の事態が一つでも起きるとどんどん遅れていきます。

少しでも被害を抑えるためにこれらを気を付けてみてください。

残業回避法!!
  • 日頃からチーム内で認識合わせを徹底する
  • 気になったことは即確認!
  • 今作っている書類は、後(リリース時)で使う事を意識して作成するべし!

チーム内で日頃からコミュニケーションをとる事が実は重要です!

実際に世の中で使われているのを見ると感動する

そんな大変なリリースですが、本番環境に反映させるわけですから

本当に世の中にリリースされます。(当たり前ですね..)

自分が開発に関わった部分が、本当にサービスとして世の中で使われているのを実感すると感動しますよ。

私も、とある大手通信会社のHPに表示されるランキング表示機能を作成したことがあるのですが、HPを開くと今でもそのランキングが動いているので、

あ、これほんとに自分が作ったんだなぁ…(感動)

と、しみじみ感じてます。

システムの開発に関わっているということは、自分の作ったプログラム次第でどうにでもできてしまうんだなと思うと、そりゃ完璧にしないといけないですよね。

頑張りましょう。笑

おまけ:チーム内に絆が生まれる(笑)

リリースはとにかく完璧にしなきゃいけないので、必然的にチーム内で色々な確認が行われます。

なので、普段あまり話さないチームの人ともコミュニケーションをとる事が多くなります。

メンバーA
メンバーA

〇〇さん、テストデータ作っておきましたので、確認お願いします。

ふくろう
ふくろう

ありがとうございます!

あれ、Aさん、このデータだとエラーおきますよ。

メンバーA
メンバーA

うそ…

じゃあ、こっちのデータでお願い!

ふくろう
ふくろう

了解です!

・・・Aさん、エラーです。

メンバーA
メンバーA

え、なんで!

これならどう?

ふくろう
ふくろう

・・・ダメです。

メンバーA
メンバーA

どうしてなんだよおおお!!

ふくろう
ふくろう

(笑)

こうなってくると手探りで協力して問題解決をしていきます。

ふくろう
ふくろう

Bさん、これエラーなるんですけど原因わかりますか?

メンバーB
メンバーB

え、そうなの?

テストデータは大丈夫そうだし…何だろうね。

Cさん、これなんでかわかる?

メンバーC
メンバーC

あ!すみません、こっちの検証のために設定いじってました。

すぐ戻します!

解決です。

こんな感じで、協力して謎を解いていく感じがチーム内に一体感を生み出します。

全部終わった後には、もうみんな戦友かのようになってますよ。笑

大変な中にも心が温かくなる瞬間がある、そんなエンジニアのリリースの話でした。

以上!

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